労働移動率

労働移動率とは、仕事を変える人々の割合を示すものです。
つまり、今の仕事をやめて新しい仕事に移る人がどれくらいいるかを示す数字です。

厚生労働省が8月22日に公表した令和4年雇用動向調査結果によると、
労働移動率は前年から2.3ポイント上昇して30.2%に達しました。
これは、多くの人々が新しい仕事を模索していることを意味します。
しかし、コロナ禍前の水準にはまだ達していないという点が注目されます。
つまり、まだまだ経済は完全に回復していない可能性があるのです。

転職に関して言えば、転職入職率は前年から1.0ポイント上昇して9.7%に達しました。
つまり、新しい仕事を求める人が増えていることが示唆されています。
しかし、注目すべきは転職後の賃金の動向です。
賃金が増加した人は34.9%であり、減少した人は35.9%とほぼ同じ割合です。
つまり、新しい仕事に転職しても、給料が上がる保証はないことを意味します。
この点が、多くの労働者にとって深刻な問題となっています。

これらのデータから見えるのは、数字だけでは現実を完全に理解することが難しいということです。
経済の健全性だけでなく、労働者の安心感や生活の質の向上が重要です。
数字の背後に潜むストーリーを見逃さず、労働市場をより良くするために取り組むべきです。
それが、真に持続可能な雇用と生活を築く第一歩かもしれません。

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