労働市場をみる視点
今年版労働経済の分析「労働経済白書」が厚生労働省より公表されました
分析テーマは
「労働者の主体的なキャリア形成への支援を通じた
労働移動の促進に向けた課題」
介護や福祉の分野とか、IT分野で労働力需要の高まりが見込まれるが、
これらの分野へ他産業からの労働移動が行われやすくなった傾向はみられない。とのこと
転職者数の推移は
2019年は353万人、2020年は321万人、2021年は290万人と
300万人を割り込んだ
一方で失業者は
失業期間1年以上の長期失業者は、
2020年は53万人から2021年は67万人と14万人の増加
厚生労働省は
「労働市場の動きが停滞している傾向がみられる」としている
個人的には、周囲ではコロナ禍あたりから転職する人を顕著にみかけたりして
転職者はずっと増えているのかなと思っていたけれど
それは僕の周辺の業種業界での動きの事であって
その視点も意識はしつつ、それだけにとらわれずに
労働経済白書にあるようにマクロな視点で捉えること、
忘れちゃいけないと思いました