コラム
ストレスチェックの本当の効用とは新着!!

「ストレスチェック、受けましたか?」 定期実施されるこの制度。質問票に「はい」「いいえ」と答えていくと、「あなたは高ストレス者です」とか「問題なし」とか、診断らしきものが表示されます。 しかし正直に言えば、多くの社員は「 […]

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制度づくりより「使える仕組み」を―教育訓練休暇給付金

令和7年10月から始まる教育訓練休暇給付金。無給で長期休暇を取り、学び直しをする人に生活費を支給するという仕組みです。理念は立派です。人材育成やキャリア形成を支援する姿勢もわかります。けれども、現場から見れば「絵に描いた […]

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数字のカラクリ──国民年金納付率の裏側

厚生労働省が発表した令和6年度の国民年金「最終納付率」は84.5%。統計開始以来の過去最高だと、ニュースは誇らしげに伝えています。しかし、この数字を額面通りに受け止めてよいのでしょうか。 ■ 納付率のカラクリ国民年金の納 […]

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「働きたい」の本音はどこにあるのか――高齢者就業意欲という言葉の裏側

内閣府が発表した令和7年版「高齢社会白書」によると、現在仕事をしている60歳以上のうち、83.7%が「70歳以上まで働きたい」と答えたとされている。この数字だけを見ると、「高齢者は働くことに意欲的」と読み取るのが一般的か […]

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「骨太方針」という空虚な呪文──賃上げを語る資格はあるのか

毎年、政府が発表する「骨太の方針」。名前のインパクトに反して、その中身が薄っぺらいことに、そろそろ多くの人が気づいているのではないだろうか。 令和8年度(2026年度)の社会保障費に関して、政府は6月13日、「賃上げ対応 […]

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出生数が減少する国で、私たちは何を失っているのか

2025年、出生数がついに70万人を下回りました。厚生労働省が発表した人口動態統計によれば、2024年の出生数は68万6,061人。戦後最大だった昭和24年(1949年)の約270万人と比べると、実に200万人もの減少で […]

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職場の熱中症、その責任は誰にあるのか?

今年も、夏が来た。そしてまた、誰かが命を落とした。 厚生労働省によると、2024年(令和6年)に職場で熱中症によって死傷した人の数は1,257人。前年よりも14%増加し、統計を取り始めた2005年以降で最悪の数字となった […]

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年金制度は、誰の未来に寄り添っているのか――第3号問題の本質

「第3号被保険者制度の見直しが必要かどうか」この問いは、何年も前から繰り返されてきたが、いまだに抜本的な改革には至っていない。 制度の恩恵を受けている層からの反発を恐れ、政治も行政も正面から切り込めない。だが、もはや「見 […]

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150万円未満に緩和──それで、若者は救われるのか?

健康保険の被扶養者に関するルールが変わります。2025年10月から、19歳以上23歳未満の人について、年間収入が「130万円未満」なら扶養に入れるとされていた基準が「150万円未満」へと引き上げられます。 この変更、わざ […]

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「失われた」のは・・・“考える力”

「失われた30年」とよく言われる。バブル崩壊から経済が停滞し、日本は成長の軌道を外れた──そんな話だ。だが、この“失われた”という言葉が、まず他人事すぎて気に入らない。まるで、誰かのせいで勝手に日本が沈んだかのように語ら […]

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