建設業の働き方
厚生労働省が公表した「建設業の時間外労働の上限規制に関するQ&A」には、
新たなポイントが示されています。
具体的には、経年劣化が進んだ道路などの補修工事において、
そのまま放置すると直ちに災害が発生するような状況下では、
非常災害などを理由にして労働時間を延長することが可能とされています。
労働基準法第33条(災害等による臨時の必要がある場合の時間外労働等)の
適用が認められるというものです。
ただし、1カ月で働く時間が80時間を超える場合は、
どんなに緊急事態でも医師による面接指導が必要です。
つまり、働く人の健康が第一に考えられてるってことです。
働く人の安全を守りつつ、災害時にもしっかり働けるようになったことが
わかりやすくなったかと思います。