外国人受け入れ環境に課題あり
法務省は3月29日、外国人との共生に関する初の意識調査結果を発表しました。
この調査は、共生社会の実現に向けて日本人の考え方を把握するために令和5年10月に実施され、
18歳以上の日本人4,424件の有効回答を得た結果です。
調査結果によると、最近外国人労働者が増えていると感じている人は62.4%と過半数を超えています。
しかし、その一方で、41.7%の人が「外国人を受け入れるための環境整備が進んでいない」と回答しました。
具体的に「進んでいない」と感じる点としては、以下のような項目が挙げられました。
外国人材を受け入れる企業等の環境整備:58.1%
外国人との共生社会の実現に向けた意識:55.5%
日本社会における外国人受け入れ環境にはまだ改善の余地があることが明らかになりました。
特に、企業の体制強化と共生意識の向上が求められています。