介護保険料：2024年度～2026年度

厚生労働省から、2024年度から2026年度までの介護保険料が発表されました。
この期間を「第9期」と呼びます。
第9期とは、3年間の介護保険の運営計画期間のことです。

今回発表された、65歳以上の方が支払う全国の平均月額保険料は6,225円です。
前回の第8期（2021年度～2023年度）の6,014円から211円（3.5％）増えています。
増加の理由は、高齢者の増加や介護報酬の引き上げなどです。

●地域ごとの保険料
全国1,573の市区町村や広域連合で異なる保険料を集計し、平均を出したものが6,225円です。
しかし、地域によって金額には差があります。

●最も高い地域：大阪府大阪市で月額9,249円
その他高額な地域：大阪府守口市（8,970円）、大阪府門真市（8,749円）、岩手県西和賀町（8,100円）

●最も低い地域：東京都小笠原村で月額3,374円
その他低額な地域：北海道音威子府村（3,600円）、群馬県草津町（3,600円）、宮城県大河原町（4,000円）

このように、地域によって介護保険料は大きく異なりますが、全国平均では月額6,225円となっています。

介護保険料の金額が異なる理由には、地域ごとの高齢者の数や介護サービスの利用状況などが影響しています。