不妊治療と仕事の両立支援
不妊治療と仕事の両立支援制度が不十分な企業が約3割弱であることが、
厚生労働省の調査で明らかになりました。
不妊治療をしている従業員にとって、仕事との両立が難しい状況が依然として存在しているということです。
調査によれば、不妊治療を受けた経験がある人の約3割弱が、
仕事と不妊治療を両立させることができなかったと回答しています。
その結果、仕事を辞めたり、不妊治療をやめたり、雇用形態を変えたりする人が
相応の割合で出ていることが分かりました。
この調査は、従業員数が10人以上の企業1,859社と、男女労働者2,000人の回答をもとに行われました。
不妊治療を受ける人々にとって、
仕事とのバランスを取ることが難しい現実が浮き彫りになっています。
企業や社会全体で、その支援策を充実させる必要があると言えるのでは。