中小企業の苦悩、7割が人手不足。

日本商工会議所が9月に行った調査で、
中小企業が抱える悩みが浮き彫りになりました。
調査によると、約7割の中小企業が「人手不足」を感じており、
その割合は2015年以来最も高い水準に達しています。

人材確保のための取り組みでは、
「賃上げの実施・募集賃金の引き上げ」が最も多く、72.5%がこの手段に頼っています。
また、「ワークライフバランスの推進」も38.1%が意識していることが分かりました。

一方で、8割以上の中小企業が「仕事と育児の両立」を重要視しているものの、
実際には半数以上がうまく進んでいないと回答しています。
その中で最も大きなハードルは、
「人手不足のため、子育て中の社員の仕事のカバーが難しい」ことだそうで、
44.2%がこの問題に直面しています。

この調査は2023年7月に実施され、中小企業3,120社が回答しています。
これらの課題に対する解決策やサポートが求められており、
今後の展開が注目されます。
中小企業の健全な発展のために、様々な方面からのサポートが重要となりそうです。

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